書評「PEAK 超一流になるのは才能か努力か?」
- 作者: アンダースエリクソン,ロバートプール,Anders Ericsson,Robert Pool,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
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良本です。
内容
- 一流といわれるようになるのに必要なのは、才能なのか、努力なのか
- その疑問に対して筆者の答えは「努力」である、と
- それは、スポーツも芸術も、チェスなども頭脳スポーツも
- とはいえ、やみくもに時間だけかけて練習しておけばいいというわけではない
- 実際、医者の能力は若手くらいのほうが優秀で、ベテランになると腕は衰えていく
- ただし外科医は別。
- 技術的なトレーニングを日々おこない、かつフィードバック(患者のその後)も比較的すぐに分かりやすい形で得られるから
- ただし外科医は別。
- 実際、医者の能力は若手くらいのほうが優秀で、ベテランになると腕は衰えていく
- 有効なのは、限界的練習。
- 限界的練習とは
- コンフォートゾーン(楽にこなせる練習)をちょっと超えたトレーニング
- それを適切で具体的フィードバック(先生の指導だったり、数値で示せる何か)を受けながら繰り返す
- 限界的練習とは
- あと一流のプレーヤーは心的イメージを持っている
- だから、自分も同じような心的イメージを持てるように、そういう人にコーチについてもらうのは重要
思ったこと
- まったく同意
- 筋トレと一緒だよな
- 楽なトレーニングなんてどれだけやっても無駄で(ストレス解消とかにはいいかもしれないが)
- 先月は50kgを10回だったけど、今月は52.5kgを10回できるようになった
- みたいな形でやらないと成長しないもんね
- これを読んでから日々のジョギングもちゃんとタイム計測をするようにした
- かつ、マラソン大会にもエントリーしてみた
- 地球防衛軍4.1もNORMALで楽々こなしていたのを、HARDやHARDESTでやるようにしてみた
- ただ、おれはソフトウェアのエンジニアなんだけど
- エンジニアとしての能力はどうやって限界的練習すればいいんだろう?
- 資格の勉強とかが一番分かりやすいんだけど、なんか違うよなあ。。。